MENU

ジェーンバーキンの歌『ジュ・テーム・モワ・ノン・プリュ』の歌詞の意味や和訳

ジェーン・バーキンを代表する歌の1つ、
『ジュ・テーム・モワ・ノン・プリュ
(Je t’aime… moi non plus)』。

  

2番目の夫(事実婚)セルジュ・ゲンズブールが作詞作曲をした曲です。

   

この曲は大ヒットとなった反面、
内容が卑猥すぎると物議を醸した曲でもあります。

目次

ジュ・テーム・モワ・ノン・プリュをジェーン・バーキンが歌った理由

そもそも『ジュ・テーム・モワ・ノン・プリュ』は
フランスの女優ブリジット・バルドーのために創られた曲でした。

   

ジェーン・バーキンと出会う前、
セルジュ・ゲンズブールとブリジット・バルドーは不倫関係にあり、
ブリジット・バルドーの夫が激怒したため未発表曲となっていたそうです。

   

最初、ジェーンバーキンはセルジュ・ゲンズブールから
『この曲の新ヴァージョンを一緒に歌ってくれ』
と言われたとき断ったそうです。

  

ブリジット・バルドーのヴァージョンが印象的すぎて
自分には歌えないと思ったのだとか。

  

だけどほかの美人な女優が
セルジュ・ゲンズブールとこの歌を2人きりで
レコーディングすることを考えると苦しくなり、
それなら自分が歌うと決心したそうです。

  

それだけジェーン・バーキンは
セルジュ・ゲンズブールに夢中だったんでしょうね。

ジュ・テーム・モワ・ノン・プリュ(Je t’aime… moi non plus)の意味は?

『ジュ・テーム』⇒“愛している”
『モワ・ノン・プリュ』⇒“俺も。そうじゃない”

   

直訳すると『愛している。俺も。そうじゃない』と
なんだかよく意味がわからない気もしますが、
男女の駆け引きのような言い回しなのかもしれません。

   

セルジュ・ゲンズブールはこの曲について、
『不可能なコミュニケーションを表している』
と話しています。

  

のちに紹介しますが、この曲は男女の情事を歌ったデュエット曲で、
純粋な恋愛ではなく、複雑な恋愛感情を表しているのかな、と思います。

卑猥と物議を醸したた歌詞の和訳

ジュ・テーム・モワ・ノン・プリュ(Je t’aime… moi non plus)を
日本語訳に直した歌詞がこちら。

 

愛しているわ 愛しているわ 
あぁ 本当に愛しているわ
 
俺も そうじゃない
肉体の愛は出口なし 行って 行って 引き返す
君の腰の間を 行って 戻って 俺は我慢する
 
だめ 今よ きて 。。。。(吐息、、)
 

引用:BIRKIN ジェーン・バーキンの言葉

    

確かに、直接的な歌詞がとても刺激的ですよね、、、

 

この曲が発売されたのが1969年と、
時代的にもあまり性に対してオープンではなかったため
余計に世間で話題になったのかもしれません。

ヨーロッパ各国で放送禁止に

この曲は2人を『スキャンダラスなカップル』
世界中に名を知られるきっかけになりました。

  

イギリスをはじめヨーロッパ各国で放送禁止となり、
ローマ法王パウロ6世は激怒したそうです。

  

その反応をメディアが取り上げ、
さらに曲の売り上げは伸びて、
セルジュ・ゲンズブールはローマ法王を
『この曲の宣伝部長』と言って笑い飛ばしたようです。

  

大胆で爽快な出来事ですよね。
なんだが2人らしいです( *´艸`)

    

ジェーン・バーキンの母国イギリスでは
批判の声が多かったそうですが、
バーキン自身、この曲について

『私自身、そんなショッキングな歌とは一度も思ったことがないの』
『この世で一番美しくてエロティックな歌よ』

と発言していました。

 

2人の中では惹かれ合っている者同士の
あたりまえの出来事で、
そこにあるエロティックさは普通なこと、
と感じていたのかもしれませんね。

  

これだけ世間で騒がれ、
放送禁止にまでもなったのに
売り上げは伸びた男女カップルの歌は
ジュ・テーム・モワ・ノン・プリュ
(Je t’aime… moi non plus)だけじゃないでしょうか。

   

2人が神話的カップルと言われているのも納得できます。

ジュ・テーム・モワ・ノン・プリュ(Je t’aime… moi non plus)の曲はコチラ

フランス語が分からないと
エロティックな歌をうたっているとは思わないし
ふつうに良い曲ですよね。^^

映画『ジュ・テーム・モワ・ノン・プリュ』

出典https://www.cetera.co.jp/

1975年にセルジュ・ゲンズブールが
曲と同じ題名で映画を製作しています。

  

この映画は、セルジュ・ゲンズブールが初めて監督をつとめた作品で、
やはり『ジュ・テーム・モワ・ノン・プリュ』には
思い入れがあったのがうかがえます。

   

映画の内容はというと、
ごみ処理場で働く2人の青年ゲイカップルと
スナックのウェイトレスをする女との三角関係を描いた作品で、
セルジュ・ゲンズブールらしい複雑な恋愛模様が描かれています。

   

もちろんこの映画にもジェーン・バーキンは出演しており、
公開後なかなか評価されなかったそうですが、
ジェーン・バーキンは『最も好きな映画』と語っていました。

    

今でも多くの人々に愛され続けているこの曲は、
セルジュ・ゲンスブールの代表作の一つとして、
またジェーン・バーキンのキャリアを象徴する曲ともなっています。

エルメスの中古を買うなら、このサイトがおすすめ
  
ギャラリーレア
  
バーキンの種類がかなり豊富で
気に入るバーキンが見つかるかもしれません。
 
老舗のブランド販売店なのもあり、
店舗受け取りや返品安心保障など
安心できるサービスも展開されているようです。
  
是非チェックしてみてください^^

まとめ

ジェーンバーキンの歌
『ジュ・テーム・モワ・ノン・プリュ』は
色んな意味で話題になり、
2人を象徴する曲となって今でも語り継がれています。

   

音楽的にも、『ジュ・テーム・モワ・ノン・プリュ』は
独特な雰囲気を持っており、
バーキンの透明感のある声と相まって、
一種の夢幻的なムードを作り出しています。

     

このような要素が組み合わさって、
時代を超えて愛されるクラシックな楽曲となっているのかもしれませんね。

よかったらシェアしてね!
  • URLをコピーしました!
  • URLをコピーしました!

この記事を書いた人

永遠のミューズ、ジェーン・バーキン。
 
彼女の生き方にリスペクトを込めて。

目次